現存する畳の古いものは奈良時代のものだそうです。奈良東大寺の正倉院にある聖武天皇が使用した「御床畳(ごじょうのたたみ)」という木製の台の上に置かれ、ベッドとして使われたものだそうです。これは現在の畳の様に、筵(むしろ)のようなものを5~6枚重ねて床として、表にイ草の菰(こも)をかぶせて錦の縁を付けたものであったと聞きます。

♦裏返し・表替え・新調

畳の寿命はおよそ10年から20年と言われています。その間でリニューアルというか、「裏返し」「表替え」をして綺麗に見せる為の方法があります。 裏返し、表替えの後は「新調」というのが畳の一般的な寿命となります。。

裏返し

新調または表替えをしてから3~5年程度経ったら「裏返し」をしましょう。今お使いの畳表をそのまま裏返して使います。
新品のように綺麗になります。
また新調・表替えよりも経済的です。

表替え

一度裏返しをした畳表の表面が日焼けしたり傷みがひどくなったら畳床はそのままで畳表・畳縁だけを交換する「表替え」がおすすめです。
裏返した畳が3~5年程度経ったもの、新調から10年近く経過したものが対象です。

新調(新畳)

裏返し、表替えを経て畳床が傷んできたら新しい畳に新調することをおすすめします。
畳床が傷んでくるといくら裏返し・表替えしても畳自体がデコボコしたり、表面が浮いている感じになり、すぐ表面も傷んでしまいます。また、畳本来の機能も低下し衛生的にもよくありません。

♦畳の新調・張り替え時期

  • 畳表が衣服につきませんか?
  • 畳にくぼみや破れ、焦げシミはありませんか?
  • 畳と畳のすき間がありませんか?
  • 畳表の色が濃い茶色になっていませんか?
  • 畳が湿っぽくカビ臭くないですか?

♦納品までの流れ

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